1. 2026年度(FY2026)H-1B抽選:当選確率はどう変わった?
3月末に締め切られたFY2026のH-1B登録。今年の傾向は**「1人1登録」ルールの徹底**による健全化です。
-
最新データ: 昨年に引き続き、同一人物による複数登録(重複登録)の取り締まりが厳格化されました。その結果、無謀な倍率上昇は抑えられましたが、依然として「狭き門」であることに変わりはありません。
-
当選後の注意点: 4月1日から正式な申請受理が始まっています。今年から**I-129フォームの版(Edition)が新しくなっている(2026年2月27日付版のみ受理)**ため、古いフォームで提出すると即却下されるリスクがあります。弁護士任せにせず、版数の確認を。
2. 「Visa Integrity Fee(ビザ整合性手数料)」の導入
2026年1月より、多くの就労ビザ申請において新しく**$250の「Visa Integrity Fee(整合性手数料)」**が課せられています。
-
対象: H-1B、Lビザ、Eビザなどの非移民就労ビザ。
-
ポイント: これは従来の申請料とは別に追加されるもので、雇用主側が負担すべき費用です。更新手続きを控えている方は、会社の経理や人事と予算の再確認をしておきましょう。
3. Eビザ・Lビザ保持者必見!I-94の「自動更新」と「デジタル化」
2026年に入り、入国時のI-94(出入国記録)の管理がさらにデジタル化されました。
-
落とし穴: パスポートを更新した際や、ステータス変更後に「自動的にI-94が更新されているはず」と思い込むのは危険です。
-
対策: 自分のI-94の期限がパスポートの有効期限に引きずられて短くなっていないか、今すぐCBP公式サイトで確認してください。これを怠ると、気づかぬうちに「オーバーステイ(不法滞在)」になるリスクがあります。
4. 永住権(グリーンカード)申請:4月のVisa Bulletin解説
4月のVisa Bulletin(ビザ発給優先日)では、日本人が多く該当する**EB-2(高学歴・専門職)やEB-3(熟練労働者)**のカテゴリーにおいて、大きな停滞は見られません。
-
活用術: 現在、USCISは「Dates for Filing(申請可能日)」チャートの使用を認めています。これは「最終的なグリーンカード発行までは時間がかかるが、申請書類(I-485等)を提出して労働許可証(EAD)を確保するチャンス」が広がっていることを意味します。
【マイ旅USAのアドバイス】
ビザのルールは2026年に入り、より「デジタルでの整合性」を重視する方向にシフトしています。 「数年前はこうだったから大丈夫」という経験則が通用しないケースが増えています。

コメント